乾燥肌の4つの原因を知ろう!
冬になって気温が低くなると、空気も乾燥します。
そして、寒いからエアコンをつけて、1日中エアコンについている部屋にいると、肌が乾燥します。
でも、肌が乾燥する原因は、冬のエアコンだけはありません。
色々な原因が絡み合って乾燥するのです。
乾燥肌は、たるみ、シワなど様々な症状に発展するので、絶対にお肌は乾燥させてはいけません!
どうしたら、乾燥肌とおさらばして、いつも潤った美肌を保つ事ができるのでしょうか?
乾燥肌の対策をお話しする前に、まずは、どうして乾燥肌になってしまうのか?
その乾燥肌の原因を知るのは、大事なことです。
乾燥肌の原因についてご説明したいと思います。
乾燥肌を招く原因は大きく4つに分けられます。
乾燥肌の4つの原因
→「環境」「生活習慣」「間違ったスキンケア」「加齢」です。
この4つの原因についてお話ししますが、4つ目のエイジング世代の私たちが一番、気になる「加齢」については、より詳しくお話ししたいと思います。
乾燥肌の原因<その1>は「環境」
まず1番目ですが、乾燥肌の4つの原因のうちの1つは、「環境」です。
私たちの肌は、常に外的ストレスにさらされています。
少しずつ肌の水分が奪われているのです。
乾燥肌の原因「環境」:空気の乾燥
乾燥した冬の日に外にいると、肌がガサガサになります。
これはまさに水分が奪われて乾燥しているからです。
外気の乾燥だけでなく、今は1年中エアコンによる乾燥の影響もあります。
乾燥肌の原因「環境」:紫外線による
紫外線対策は夏だけ、と思っている方もいるかもしれませんね。
しかし、紫外線は1年中私たちの肌にダメージを与え続けているのです。
そのダメージはシミだけではありません。
紫外線ダメージを受けた肌は、バリア機能が低下します。
するとその隙間から水分が蒸発してしまうのです。
蒸発を防ぐことができない肌はどんどん乾燥してしまいます。
乾燥肌の原因<その2>は「生活習慣」
「環境」の次に、乾燥肌に導いてしまう4つの原因のうちの1つは、「生活習慣」です。
化粧品や、美容液や、サプリなどで、乾燥に対してしっかりスキンケアをしていても、疲れている時は肌がカサカサになってしまいます。
生活習慣は、肌に大きな影響を与えているのです。
乾燥肌の原因「生活習慣」:ストレス
現代社会に生きる女性にとって、ストレスは避けられません。
ストレスは肌に悪いことはわかっていても、その仕組みはわからない方が多いかもしれませんね。
ストレスは、ホルモンの分泌に影響を与える働きがあります。
その中でも「エストロゲン」というホルモンが影響を受けやすいのです。
「エストロゲン」は肌や髪のみずみずしさを維持する働きがあります。
肌のハリやツヤを左右する大事なホルモンなのです。
ストレスはエストロゲンを減少させるため、肌は潤い不足になってしまうという仕組みになっているのです。
乾燥肌の原因「生活習慣」:寝不足
寝不足はお肌の大敵なのです。
睡眠中に美肌のための成長ホルモンがたくさん分泌されることと関係しています。
この成長ホルモンが、昼間に紫外線などでダメージを受けた肌を修復してくれるのです。
そしてみずみずしいは肌、若々しい肌を維持できるのです。
人は寝ている間、深い眠りと浅い眠りを繰り返しているのですが、成長ホルモンの働きが活発になるのが、最初の深い睡眠の時です。
この時にしっかり熟睡できていないと、肌の再生がうまくいかないのです。
睡眠時間が長くても、しっかり熟睡できていないと乾燥肌を引き起こしてしまうのですね。
乾燥肌の原因「生活習慣」:食生活の乱れ
忙しくて外食が続いたり、ダイエットで偏った食生活をしていると、肌が乾燥してしまいます。
肌がしっかり潤うためには、タンパク質、ビタミン、脂質などの栄養が必要です。
特にダイエットによる食事制限をしている時には要注意です。
肉や魚を摂らないで野菜だけを食べていると、肌に必要な栄養が不足してしまうのです。
そのため、肌は潤いを維持することができなくなってしまい、乾燥肌となっていくのです。
ダイエットをして、体重は減ったけど、肌はガサガサ…という経験がある方は多いと思います。
せっかくスリムになっても肌トラブルが起きてしまったらガッカリですよね。
乾燥肌の原因<その3>は「間違ったスキンケア」
乾燥肌の4つの原因のうちの3つ目は、「間違ったスキンケア」です。
美肌のためと思っているスキンケアが、乾燥の原因になることも少なくありません。
問題とされているのは、洗浄力の強い洗顔料やクレンジング剤です。
洗浄力の強い成分は、スッキリ汚れを落としてくれますが、同時に必要な皮脂まで落としてしまうのです。
皮脂は、肌の表面に膜を作って水分蒸発を防ぐ、重要な役割を担っています。
強い洗浄成分は、余分な皮脂だけでなく、肌を守っている皮脂まで奪ってしまいます。
その結果、肌は無防備な状態になってしまい、水分が蒸発していくのです。
乾燥肌の原因<その4>は「加齢」
加齢により、肌の水分を保持する機能は衰えてきます。
肌の潤いは、天然保湿因子(NMF)、セラミドなどの細胞間脂質の働きによって保たれています。
しかし、年齢とともにこれらの分泌は低下していくのです。
年齢による乾燥肌は老化現象の一つと言えます。
私たちエイジング世代は、加齢って言葉を聞くと、ぐーっと胸が痛くなりますよね。
年齢を重ねると、若い人たちと違って、日々、悩みは増えていきますから。
では、この乾燥肌の原因の<その4>は「加齢」について、もう少し詳しくお話ししましょう。
もちろん、この乾燥肌の原因<その4>の「加齢」に対して、どうやって戦っていくのか?対策は大事です。
でも、対策の前に、しっかりと乾燥肌の原因の「加齢」について知りましょう!
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乾燥肌の原因は加齢である!
赤ちゃんの肌はみずみずしく潤っていますよね。
これは肌に充分な水分が備わっているからです。
10代、20代の頃は、特別な保湿ケアをしなくてもしっとりなめらかな肌でした。
ところが、30代、40代、50代・・とエジング世代になるにつれて、いつの間にか肌の乾燥に悩まされることになります。
乾燥肌の大きな原因の1つは加齢なのです。
どうして、年をとると乾燥肌になるのか?その仕組みについて考えてみたいと思います。
乾燥肌の原因は加齢:潤いを保持する働きが低下する
赤ちゃんや子供の肌には、何もしなくても潤いがあります。
人間の肌にはもともと潤いを保持する働きが備わっているのです。
この水分保持機能に関わっているのは、「皮脂」「細胞間脂質」「天然保湿因子」です。
お肌の内部の水分は、これらの「皮脂」「細胞間脂質」「天然保湿因子」で守られて保持されています。
つまり、これらの3つのものが不足すると、乾燥が起こるのです。
1、皮脂膜
皮脂はべたつく嫌なものというイメージがありますよね。
皮脂が過剰に分泌されてしまうと、テカリやべたつきの原因となります。
でも、本当の皮脂の役割は肌を乾燥から守ることなのです。
皮脂は肌の表面に広がり膜をはります。
蓋の役割となり、肌の中から水分が蒸発するのを防ぎます。
私たちの汗などの水分と皮脂が、アミノ酸などで乳化されて、弱酸性の皮脂膜が作られます。
これが「天然のクリーム」です。
この皮脂膜が肌が乾燥しないように肌を覆って蓋をしてくれているのです。
2、細胞間脂質
細胞間脂質は、角質層の細胞と細胞の間に存在する脂質です。
細胞がレンガだとすると、細胞間脂質ってレンガを固定するためのセメントの役割を担っているのです。
セメントである細胞間脂質が、レンガである細胞を支えることで、角質層はきれいな構造を保垂れます。
そして肌内部からの水分の蒸発を防で、外部刺激から肌をしっかり守ることができるのです。
細胞間脂質の代表的なものがセラミドで、細胞間脂質の半分を占めています。
3、天然保湿因子
天然保湿因子は角質層に存在しています。
この天然保湿因子は、Natural Moisturizing Factorの頭文字を取ってNMFと呼ばれています。
約半分が複数のアミノ酸で、その他に尿素、乳酸塩、ミネラルなどがあり複数の成分で構成されている成分です。
この天然保湿因子が、保湿機能、吸湿機能を持っており、角質層の水分維持に欠かせないものなのです。
このようにこれら3つ、「皮脂」「細胞間脂質」「天然保湿因子」が、肌の表面にある角質層を潤すことで肌の潤いを保ってくれるのです。
しかし、この3つの成分は加齢により分泌量が低下していくのです。
大事な「皮脂」「細胞間脂質」「天然保湿因子」が減っていくのです。
そうすると、お肌を守ってくれている角質層の水分を保持することができなくなり、乾燥肌になるのです。
乾燥肌の原因は加齢:ターンオーバーが変化する
女性の肌は、加齢により「皮脂」「細胞間脂質」「天然保湿因子」が減っていくだけではありません。
ターンオーバーと言うものも大きく関係しています。
ターンオーバーって、古い皮膚が新しい皮膚に変わる、肌の新陳代謝のことです。
人間の肌には生まれ変わりの機能であるターンオーバーが働いています。
古い皮膚は洗顔や入浴など時に自然にはがれ落ちてくれます。
それらターンオーバーの理想的な周期は28日です。
10代、20代の頃はターンオーバーが正常です。
つまり若い頃は、常に古い皮膚がスムーズに排出されて、きれいでみずみずしい肌が維持されるのです。
でも、悲しい事に、年齢とともにこのターンオーバーは遅くなります。
それは、加齢により細胞が衰えて、細胞の働きが弱まってしまうからです。
加齢によってターンオーバーが遅くなっていくと、古い皮膚がはがれ落ちずいつまでも表面についている状態になります。
これにより角質層が分厚くなって水分が十分に行き渡らない状態になります。
つまり、新しい皮膚に変わらず古いままのゴワゴワした乾燥肌になるのです。
乾燥肌の原因は加齢:加齢により肌が乾燥するのは何歳から?
加齢により、「皮脂」「細胞間脂質」「天然保湿因子」の分泌量が減ること。
そして、ターンオーバーの周期が遅れることで、肌が乾燥することがおわかりいただけたと思います。
それでは、加齢による乾燥が生じるのは何歳からなのでしょうか?
セラミドを例にすると、20代後半から減少し、40歳を過ぎるころには半分まで低下します。
ターンオーバーの周期が遅れ始めるのは30代からです。
お肌の曲がり角は25歳と言われるように、20代後半から加齢による乾燥は始まっているのです。
そして、40代になると一気に加速します。
じゃあ、50代は? 60代は・・・?
年を重ねるごとに、肌は自然と乾燥しやすい状態になるのです。
その仕組みを理解して、年齢に応じた乾燥ケアをしていかないといけません。
どのような原因があるのか知ることで、正しい対策をしていきたいですね。
何だか、加齢により乾燥肌になると読むと、ちょっと悲しくなりますね。
でも、大丈夫!
江戸時代や、明治時代はともかく、現代の科学の進歩は凄まじい!
ターンオーバーを正常に保つために、時々、ピーリングをする事。
そして、根本的に減ってしまうセラミドを作り出して水分を保つ力を引き出してくれるような化粧品を使う事。
♪こちらに詳しく書いています!>>【ライースリペア(RAIZ repair】効果!ライスパワーNo.11がセラミドの生成力高め乾燥知らずの肌に!
などなど。
心配しなくても、それなりに対策はあるのです!
超乾燥肌で悩みまくりいろいろ試した結果、私なりにしっかり乾燥肌対策ができるようになりました。
またお話ししますね。
♪ヴィクトリア
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